
【プレスリリース使用者必見】記者に読まれるタイトルとは?
最近では、たくさんの企業や団体がプレスリリースを配信し、SNS上でプレスリリースの記事などがシェアされています。そんなプレスリリースは、特にメディア関係者の目に留まる必要があります。
では、記者に読まれるには一体、どのようなタイトルをつければ良いのでしょうか。
そこで今回は、プレスリリースが読まれやすくなるタイトルの付け方や、ポイントなどをご紹介します。
プレスリリースをどう書けばいいのかわからない方はもちろん、プレスリリースのタイトル案が欲しい方や、プレスリリースを実施しており、課題を感じている方、プレスリリースを検討していて情報収集している方などは、ぜひ参考にしてくださいね。
目次[非表示]
- 1.プレスリリースはタイトルが命!
- 2.開封されるプレスリリースタイトルのポイント8つ
- 2.1.①文字数は20文字から30文字以内に収める
- 2.2.②季節性・トレンドを取り入れる
- 2.3.③専門用語は使わない
- 2.4.④数字や固有名詞を入れる
- 2.5.⑤機能・特徴をタイトル冒頭に持っていく
- 2.6.⑥事実ベースで書く
- 2.7.⑦誇大な表現やあおる書き方をしない
- 2.8.⑧タイトルを見るだけで内容がわかる
- 3.まとめ
プレスリリースはタイトルが命!
メディア関係者のもとには、毎日何百通ものプレスリリースが届きます。そんなメディア関係者は、すべてのリリースに目を通すわけではありません。
では、どこでプレスリリースを判断するのでしょうか。
それはずばりタイトルなのです。
タイトルで、膨大なリリースの中から瞬時に開封するメールを選びます。
タイトルで誰が何をどうしたのかを端的に伝えられれば、本文を読む時間があまりなくても、プレスリリースで自社の活動や取り組みなどは把握してもらえるでしょう。もちろん、本文をしっかり読んでもらうことが一番ですが、届くべき人に必要な情報が届くことが何より大切です。
後で本文をしっかり読んでもらえる可能性もあります。
そのため、必ず必要な情報をタイトルに入れることが重要なのです。
開封されるプレスリリースタイトルのポイント8つ
それでは、中身を開封されるためのプレスリリースのタイトルにおけるポイントをご紹介していきます。ポイント一つ一つを押さえ、目を通してもらえるプレスリリースを目指しましょう。
①文字数は20文字から30文字以内に収める
メディア関係者は、プレスリリースのタイトルを見て記事を読むか読まないかを判断します。
タイトルが長すぎると重たい印象を与えてしまいます。また、長すぎるタイトルは途中で表示が切れてしまう可能性があり、必要な情報がしっかり届けられないのです。
タイトルは、端的に要点だけを詰め込んで興味を惹き、文章を読んでもらうことを目指しましょう。ちなみに、Google検索結果に表示されるタイトルの文字数は、PCでは28~35文字程度となっており、スマホでは36~41文字程度となっています。
こちらを参考にしながらタイトルを決めることをおすすめします。
②季節性・トレンドを取り入れる
世の中の注目があることは、メディアが取り上げた際に見られることが多いといった証明にもなります。
メディアの関心を惹くキャッチコピーとしては、主に以下の要素が挙げられます。
- 新規性:まだ世に知られていない新しい情報(新成分採用や新店オープンなど)
- 社会性:社会活動や時事用語に関するキーワード
- 季節性:お正月やクリスマス、子どもの日などのキーワード
特に、新聞やテレビの報道記者は、社会に関係する出来事しか取材しません。特定の企業や個人の話題は社会性がないと見なされ、取材対象にならないでしょう。
取材を目指すのなら、社会に絡めて記事を書いたりタイトルを付けたりすることがポイントです。
③専門用語は使わない
業界ごとの専門用語などはできるだけ使わないようにしましょう。
また、海外の言葉をカタカナで表現しているような単語や、抽象的な言葉、単体では意味が伝わりにくい言葉は、相手に意味が伝わりにくくなります。
プレスリリースの原案ができたら、第三者のフレッシュな目線で「相手に伝わっているのか」をしっかりチェックしてもらいましょう。
④数字や固有名詞を入れる
メディア関係者の心に響くためにはインパクトが必要です。
事実をリアルに、客観性を持って伝えられるのが「数字」や「固有名詞」です。
プレスリリース初心者にありがちなのは、「たくさんの」「すぐに」「容易に」などの「形容詞」が多いタイトルです。
形容詞は個人の主観によって決まる表現方法なので、客観報道を掲げるメディアにはなじみにくいのです。
⑤機能・特徴をタイトル冒頭に持っていく
タイトルが長く重要な部分が見切れてしまったり、文頭で読み手の興味換気ができなかったりしていると、そのプレスリリースを目にとめてもらうことができません。ポイントは、ニュースバリューを示すキーワードを前方に配置することです。
商品発表の場合などは、新商品の名前はほとんどの人が知らないでしょう。
そのときに有効なのが、タイトルの冒頭に機能や特徴などを持っていくという方法です。
⑥事実ベースで書く
報道は、客観的目線が大切です。
つまり、プレスリリースの内容に信ぴょう性があるかどうかは、メディアにとって非常に重要なのです。プレスリリースは宣伝用の広告チラシとは性質が異なるということを理解しましょう。
記載された情報は、ファクトべースであることがマストです。具体的な事例や裏付けのあるデータを盛り込むことは、よりメディアに取り上げられやすくなるポイントと言えるでしょう。
プレスリリースは、事実のみを淡々とタイトルで伝えることが大切です。
⑦誇大な表現やあおる書き方をしない
何も根拠がないのに、「世界初!」「業界初!」「日本一!」などと付けることは禁止です。「!」の多用や、文章をわざわざ赤字で強調する文章誇張表現は、配信元企業の信用を損なうだけです。
企業側は「いかにインパクトを与えるか」などの思惑があって行っているのだと察しますが、メディア担当者は「宣伝っぽさ」があるプレスリリースはニュース性がない、中身のないプレスリリースだと判断してしまうのです。
プレスリリースは、事実を的確に伝えることであるという意識を持ち、タイトルで「!」や「!?」などを多数使用するのはできるだけ避けましょう。
⑧タイトルを見るだけで内容がわかる
訴求ポイントを何にするのかを絞り込む必要が出てきます。
何を打ち出したいのかを一つに絞って、簡潔に表現したほうが採用率は高くなる傾向があります。
限られた文字数で的確にニュースを届けるためにも、タイトルでは伝えたい内容を5W4Hから絞り込みましょう。
- When:いつ
- Who:誰が
- What:何を
- Where:どこで
- Why:なぜ
- How:どうやって
- How long:どのくらい
- How many:どれだけ
- How much:いくら
まとめ
リリース配信のタイトルは、プレスリリースが採用されるかどうかの生命線です。
メディア担当者も、プレスリリースの選別に時間をかけるわけにはいきません。自社のプレスリリースをしっかり読んでもらえるようにするためにも、企業広報担当者が行うことは、いかに相手本位の記載ができるかどうかということは、今回ご紹介した内容で分かったかと思います。
もちろん、メディアの媒体や紹介したい商品・サービスによってはやり方が少々異なるかもしれません。
その場合は、「メディア担当者にとって嬉しいことは何か」という視点で考えてみると、答えはおのずと出てくるのではないでしょうか。
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