
PR会社が教える!テレビに取り上げてもらうための4つの方法とは?
自社にテレビ露出の機会を取り入れたいと考える広報担当者はいらっしゃるのではないでしょうか。
数ある広報活動の中でも、テレビへの露出は非常に大きな認知効果が期待できます。
しかし、一般的なインターネットメディアなどとは異なり、プレスリリースの明確な窓口が案内されていることはほとんどありません。
また、テレビ露出への採用基準も明らかにされていないのです。
そこで今回は、PR会社だからこそ教えられる、テレビに取り上げてもらうための方法などをご紹介します。
商品やサービス、自店の認知度を上げる施策を検討しており、手っ取り早くテレビ露出の方法を探している方などは、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.テレビに取り上げられるメリット
- 1.1.コストを抑えて認知度向上が図れる
- 1.2.信頼度が高まる
- 2.テレビに取り上げられるまでの流れ
- 3.テレビが求めているネタとは?
- 3.1.・季節性
- 3.2.・流行性・話題性
- 3.3.・強烈なビジュアル&撮れ高のあるもの
- 3.4.・意外性
- 3.5.・数字インパクトの強いもの
- 4.テレビに取り上げてもらう4つの方法
- 4.1.■プレスリリースを作成する
- 4.2.■担当者とのコネを作る
- 4.3.■PR会社に依頼する
- 4.4.■メディア露出の実績を積む
- 5.まとめ
- 5.1.プレスリリースを検討中の方へ
テレビに取り上げられるメリット
まずは、テレビに取り上げられるメリットを見ていきましょう。
テレビ露出がもたらすメリットは以下の通りです。
コストを抑えて認知度向上が図れる
テレビに取り上げられることで、広告宣伝費や人件費などのコストを節約しながら、認知度の向上に繋げられます。
一般的な広告費用は、基本的には膨大な費用がかかってしまいます。
もちろん広告宣伝費をかけた以上は、その広告費に見合うだけの売上を伸ばす必要がありますが、テレビ取材を受けて宣伝することで、このような費用対効果のリスクを抑えられます。
また、テレビは今もなお幅広い世代に影響を与えるメディアです。
幅広い世代に向けて一気に宣伝できることと、最小限のコストで最大の効果が期待できることは、テレビならではのメリットではないでしょうか。
信頼度が高まる
テレビというメディアは、信頼性が高いという特徴があります。
現在は、インターネットを通して様々なwebメディアが増加しています。
しかし、その中にはフェイクニュースや間違った報道などを取り扱う信頼性の低いメディアが存在するのも事実です。
平成30年度に行った総務省の統計によると、テレビ情報は新聞の69%に次ぎ、全体の64%が信頼できるメディアだと回答しています。
webメディア増加の背景はあるものの、テレビは世代を超えて今もなお信頼性の高いメディアなのです。
テレビに取り上げられるまでの流れ
では、テレビに取り上げられるまでどのような流れがあるのでしょうか。
一連の流れをご紹介します。
情報のキャッチ
番組宛てには、郵便やファックス、ホームページ、メールなどからの情報提供、知り合いからの連絡などから、様々な情報が流れてきます。
これらの情報をキャッチし、番組でどのネタをピックアップするか企画されていきます。
取材の検討
流れてきた情報は、スタッフの手に渡った後、すぐに取材の検討がなされます。
テレビに関わるスタッフはプロなので、概要を見たり聞いたりした瞬間に「番組のネタになるか?」といった判断を下します。
郵便やFAXのプレスリリースなら2~3秒程度と言われていますが、ここで興味を持たれなければ、そのままスルーされてしまいます。
取材の着手
そして、局内の企画会議にあげられ、上司から許可が下りると、取材に着手することとなります。
テレビが求めているネタとは?
次に、テレビがどういった視点や意図を持って、情報収集や取材の検討をしているのか見ていきましょう。
・季節性
日本人は季節のイベントや食べ物など季節への感性が高く、季節性に沿った情報は好まれやすい傾向があります。
季節のテーマには積極的に絡めていきましょう。
・流行性・話題性
話題性のある情報は、リアルタイムで注目を浴びているため、言わずもがな取り上げられやすくなります。
情報を上手く拡散させるために、世の中の流行や話題には常にアンテナを張っておきましょう。
・強烈なビジュアル&撮れ高のあるもの
ビジュアル的なインパクトがあると、視聴者に注目されやすくなる上に、番組企画の選定時も印象を残しやすくなります。
画像や動画で商品をよりよく魅せるために、「どうすればより魅力的に映えるか」を意識してみましょう。
・意外性
一般的なイメージとのギャップがあり、読み手にとって「知らなかった!」と思わせる意外性のある情報も、視聴者の目に留まりやすくなります。
こうした意外性の発見には、アンケートやリサーチなど一般ユーザーの声を集める必要があるため、市場調査を絡めた情報発信もおすすめです。
・数字インパクトの強いもの
具体的な数字インパクトが強い情報も、テレビに取り上げられやすい傾向があります。
テレビに取り上げてもらう4つの方法
最後に、テレビに取り上げてもらうための方法をご紹介します。
自社に合った方法を選び、効率的にテレビに取り上げてもらいましょう。
■プレスリリースを作成する
効率的にテレビに取り上げてもらうには、プレスリリースがおすすめです。
しかし、番組制作会社やテレビ局などには日々膨大な数のプレスリリースが届きます。
スタッフの目に留まりしっかり読んでもらうには、例えばタイトルをキャッチーにして見栄えを良くするなど、様々な工夫が必要です。
プレスリリースを書くポイントは、時事性と独自性を意識したタイトルや文章を目指すことです。
番組制作会社は常に新しい情報を求めているので、周りと違うと思われれば、テレビ番組に取り上げてもらう確率がグンと上がるでしょう。
■担当者とのコネを作る
テレビに取り上げてもらうには、担当者とのコネを作ることも大切です。
これはアナログな方法でもありますが、今でもその効果は軽視できません。
コネを作るには、テレビ側が欲しがりそうな情報を地道に送り続けるなどの努力が必要です。
しかし、一度コネを作ることができれば、広報戦略においてかなり大きな強みになるでしょう。
■PR会社に依頼する
テレビに取り上げてもらうには、PR会社に依頼する方法もあります。
PR会社には番組制作会社と長年培ったコネがあるので、より効率的にテレビに取り上げられやすくなるでしょう。
また、PR会社によっては、広報活動を代行してくれる可能性もあります。
ある程度予算が確保でき、これから広報活動を始めようとしている企業や、様々な方法を実践して上手くいかなかった企業などにおすすめです。
■メディア露出の実績を積む
小さなメディアでも、メディア露出の実績を着実に積むことで、テレビに取り上げてもらいやすくなります。
しかし、広報にかける時間やリソースがなかったり、最初のメディア露出をどうすれば良いかわからなかったりと、最初の一歩が踏み出せない方も少なくありません。
この場合は、PR会社に依頼することをおすすめします。
まとめ
今日ではインターネットでの情報収集が当たり前になってきていますが、テレビが与える影響力は未だに大きいものです。
テレビに自社の商品・サービス、お店などを取り上げてもらったことで、「商品が2週間で1000個以上売れた」「めったに売れない1千万円を超える商品が売れた」といったケースが、実際に起きています。
テレビに取り上げてもらうためには、質の高いコンテンツが必要です。
視聴者が喜びそうな質の高いコンテンツを企画し、プレスリリースや企画書に落とし込みます。
そしてそれらをテレビ局に対して情報提供し続けることで、テレビ露出への可能性を高められるでしょう。
ぜひ、テレビに取り上げてもらえるように、自社に合った方法を見つけてください。
プレスリリースを検討中の方へ
当社では、プレスリリースの企画から大手メディアへの記事送付までを行う、プレスリリース代行サービスを行っています。
月間1,000万PV超えのメディアサイトを運営するグループ会社のノウハウをもとに、事前マーケティングや貴社に合ったオリジナルの企画立案・原稿作成はもちろん、大手プレスリリース会社との提携で、多数メディアへの配信も可能です。
また、配信後のフォローまでトータルサポートを行えますので、お気軽にご相談ください。