
PR会社が実践!プレスリリースが注目される効果的なタイミングとは
プレスリリースとは、社会的信頼性を得て認知度向上やマーケティング活動を目的とした、広報活動に欠かせない手段です。
しかし、当然ながらプレスリリースがメディアに取り上げられなければ意味がありません。
そこで今回は、プレスリリースが注目されるための効果的な配信タイミングについて解説します。
「プレスリリースの効果を上げたい」「プレスリリースの基本的な配信セオリーを知りたい」「適切な配信タイミングを知りたい」とお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
目次[非表示]
- 1.プレスリリースの配信タイミングがなぜ重要なのか?
- 2.基本的なおすすめの配信タイミング
- 3.各媒体の配信タイミング
- 4.内容別の配信タイミング
- 4.1.新商品・新サービスのプレスリリース
- 4.2.キャンペーンやイベントのプレスリリース
- 4.3.業績報告のプレスリリース
- 4.4.その他季節に依らない内容のプレスリリース
- 5.まとめ
- 5.1.プレスリリースを検討中の方へ
プレスリリースの配信タイミングがなぜ重要なのか?
プレスリリースはメディアに取り上げられてこそ効果が高まる
冒頭に記述したように、プレスリリースは、認知度向上やマーケティング活動を目的とした広報施策です。
安価で手軽に実施できるため、比較的取り掛かりやすい施策として実施されやすいです。
しかし、メディアに取り上げられることで第三者からの信頼性が増し、より高い拡散効果が期待できます。
そのため、「メディアに取り上げられること」も重要な目的のひとつと言えます。
多忙なメディアへの配慮
メディアには、毎日膨大な量のプレスリリースが届いています。記者は、届いたプレスリリースに目を通し、記事化するプレスリリースを選定しています。
しかしながら、多忙な業務の中、すべてのプレスリリースをチェックすることは出来ません。
記者の目に留まり検討されるためには、内容に加えて相手が忙しい曜日や時間帯を避けることが重要です。
プレスリリースを出す目的に沿った媒体選びとアプローチ
プレスリリースを送る最適なタイミングは、取り上げられたいメディアによって異なります。タイミングを誤ると、半年以上のラグが生じる恐れもあります。
プレスリリースを配信するにあたり、「どのメディアに」「どのように」取り上げられたいかを考えた上で、適切なタイミングを選択しましょう。
基本的なおすすめの配信タイミング
■曜日
〈平日の火・水・木曜日〉
配信日は、平日「火・水・木」曜日がおすすめです。
これは、メディアの営業日と業務量に基づいています。まず、メディアはカレンダー通りに土日が休みであるケースが多いです。次に「月曜日の午前」「金曜日の午後」は記者の業務量が増えやすい傾向にあり、そのため、プレスリリースのチェックに時間が割けないことが推測できます。
■時間
〈ビジネスアワーの午前10~11時〉
配信時間は「午前10時~11時」がおすすめです。
記者は午前中に情報収集などを行います。そのため、業務スケジュールから推測すると「午前10~11時」が比較的余裕のある時間であり、記者の目に留まりやすいでしょう。
各媒体の配信タイミング
ここまで効果的な配信タイミングを、曜日・時間帯別にご紹介しました。
しかし、基本を抑えていても、媒体に合った時期に送れなければ効果が半減してしまいます。
以下では、各媒体に最適な配信タイミングをご紹介します。媒体によっては半年近く差があるので、どのタイミングを選択するか注意が必要です。
■新聞
〈1週間前~前日〉
新聞社への配信は、基本的に「1週間前〜前日」がおすすめです。
ただし、新聞の種類によってもタイミングが異なります。
毎日発行される日刊紙は「1週間前から前日まで」、月に一度の月刊紙は「約2ヵ月前」、3ヵ月に一度の季刊紙は「2ヵ月〜半年以上前」など種類は様々です。
また、週に一度の週刊誌は、記者へのヒアリングが必要になります。さらに、掲載枠によってもタイミングが異なるため、新聞記者と密なコミュニケーションを取っておくと良いでしょう。
■テレビ
〈放映当日から約2か月前~当日〉
テレビに取り上げられたい場合は、「放映当日から約2か月前~当日」がおすすめです。番組の内容によっても異なりますが、企画として取り上げられたい場合は「約2か月前」、生放送のニュース番組の場合は速報性が重要になるため、「当時刻の6~7時間前」がおすすめです。
■雑誌
〈2か月以上前〉
雑誌出版社への配信は、「2か月以上前」の配信が必要になります。
雑誌の制作には、他の配信よりも多くの工程があるため、余裕をもった長い期間が必要になります。また、専門誌の場合は早くから特集が企画されることもあるため、「半年以上前」からの準備が好ましいでしょう。あらかじめ、雑誌編集者と関係性を築き、情報を売り込むといった事前準備をしておくのも手段のひとつです。
■web
〈数日前~当日〉
webメディアの場合、当日に配信しても記事になる可能性が高いです。
webメディアは、プレスリリースが記事化され紹介されるまでのタイムラグが最も短い媒体です。そのため、他媒体と比較して送る時間帯や時期に配慮は少ないです。
内容別の配信タイミング
さらに、プレスリリースの内容によっても最適なタイミングが異なります。
「日時」×「媒体」×「内容」の最適な配信タイミングを組み合わせることで、プレスリリースの効果を最大限まで伸ばせます。
新商品・新サービスのプレスリリース
〈タイムリーに1週間前~前日〉
新商品・新サービスの場合、「1週間前~当日」がおすすめです。
早すぎてしまうと、記者や消費者に忘れられてしまう恐れがあるため、直前でかまいません。さらにメディアにとっては話題性が重要なため、鮮度の高い時期を見極めて、直前のリリースが好ましいでしょう。
キャンペーンやイベントのプレスリリース
〈2週間前~開始前日〉
キャンペーン・イベントの情報は、「2週間前~開始前日」がおすすめです。
期間限定のキャンペーンは、遅すぎると目に留まらなかったり、忘れられたりしてしまい機会を失ってしまいます。また、イベントなどは1度の情報発信のみでは、興味を惹けない可能性があるため、情報の鮮度が高いうちに小出しすると効果的です。
業績報告のプレスリリース
〈即日公開〉
売上やキャンペーンなどの業績の報告は、「即日公開」が基本です。最新の情報でなければ意味がないので、情報がまとまり次第すぐにリリースしましょう。
その他季節に依らない内容のプレスリリース
内容によっては、時期やタイミングを考慮しなくても良いケースもあります。
その場合は、企業活動が停滞しがちな2月や8月など、「メディアの閑散期」を狙うことがおすすめです。
まとめ
今回はプレスリリースの効果的な配信タイミングに関してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
プレスリリースが注目されるには、内容のみならず配信の目的に沿ったタイミングや媒体が重要です。
今回紹介した「日時」×「媒体」×「内容」それぞれの最適な配信タイミングを活用し、ぜひ記者の目に留まりやすい効果的なプレスリリース配信の参考にしてください。
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