
インフルエンサーマーケティングって取り組むべき?魅力や進め方まで徹底解説!
SNSを使う方が増加している現在、インフルエンサーマーケティングが注目を集めています。効果的にインフルエンサーマーケティングを実施して、成果を上げている企業も増加しているのです。
そこで今回は、インフルエンサーマーケティングのメリットやデメリット、進め方などをご紹介します。
SNSアカウントを持っていてインフルエンサーを活用したい方はもちろん、インフルエンサーの活用の仕方を知りたい方や、商品・サービスの認知度や売り上げを伸ばしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次[非表示]
- 1.インフルエンサーとは?
- 2.インフルエンサーの種類
- 3.インフルエンサーマーケティングとは
- 4.インフルエンサーマーケティング活用のメリット
- 4.1.消費者目線でアピールできる
- 4.2. 狙った層にピンポイントで情報を届けられる
- 4.3.オンライン販売と相性が良い
- 5.インフルエンサーマーケティング活用のデメリット
- 5.1.ステルスマーケティングと捉えられることがある
- 5.2.炎上する可能性がある
- 6.具体的な進め方
- 6.1.①目的の明確化
- 6.2.②ターゲット・ペルソナを明確にする
- 6.3.③インフルエンサーの選定
- 6.4.④インフルエンサーへの依頼
- 7.まとめ
インフルエンサーとは?
インフルエンサーとはもともと、芸能人や有名人、海外のセレブなどメディアへの露出が多く、知名度が高い人を指す言葉でした。しかし、これまで一般人とされていた人たちの影響力が高まり、発言力の強い人もインフルエンサーと呼ぶようになっています。
今までは受動的だった一般人でも、自分のSNSアカウントを通してフォロワーに能動的な活動ができるようになったのです。
インフルエンサーの種類
一口にインフルエンサーといっても、いくつかの種類があるので見ていきましょう。
1.メガインフルエンサー
メガインフルエンサーは、SNSのフォロワー数が100万人以上のインフルエンサーです。テレビや雑誌で活躍する芸能人やモデル、ユーチューバー、インスタグラマーなどが該当します。
メガインフルエンサーの特徴は、幅広い層に情報を届けられる点です。
2.ミドルインフルエンサー
ミドルインフルエンサーは、フォロワー数が10万人程度のインフルエンサーです。特定のジャンルで活躍している有名人などが多いです。スポーツ選手や雑誌モデル、美容モデルなど特定ジャンルの専門家です。
幅広い層に情報を届ける力は少ないでしょう。
3. マイクロインフルエンサー
マイクロインフルエンサーは、フォロワー数が1万人程度のインフルエンサーです。有名人が多いですが、中には一般人も存在します。特定のジャンルやメディアで一定の影響力を持っていることが魅力です。
また、フォロワーとの距離も近いのが特徴です。
4. ナノインフルエンサー
ナノインフルエンサーは、フォロー数が1000人程度のインフルエンサーです。小さなコミュニティに対し、大きな理協力を持つ一般人が多いです。フォロワーからのリアクションが大きいですが、幅広い層に情報を届ける力が少ないのが特徴です。
インフルエンサーマーケティングとは
インフルエンサーマーケティングは、上記でご紹介したインフルエンサーなどにSNSで自社の商品・サービスを紹介してもらい、消費者に購買を促進するマーケティング手法の一つです。
最近は、数多くの企業がインフルエンサーマーケティングを行っています。
インフルエンサーマーケティング活用のメリット
それでは、ブランド認知を高める方法をいくつか見ていきましょう。
消費者目線でアピールできる
インフルエンサーマーケティングの大きなメリットは、広告感を出しすぎずに商品・サービスをアピールできる点です。
インフルエンサーとフォロワーの距離感が近く、身近な存在で商品・サービスをレビューするので、企業がつくる広告とは違う印象を与えます。
また、インフルエンサーがイチ消費者として商品・サービスをレビューするので、リアルな使用感などが伝わります。広告感を薄めながら商品・サービスをアピールできるのは、インフルエンサーマーケティングの大きな魅力と言えるでしょう。
狙った層にピンポイントで情報を届けられる
狙ったターゲット層にピンポイントで情報を届けられる点もインフルエンサーマーケティングのメリットです。
多くのインフルエンサーは、特定のジャンルに特化した情報を発信します。そのため、その特定の情報に興味があるフォロワーが多いのです。自社の商品・サービスと相性が良い発信をしているインフルエンサーを選べば、ターゲットの層に効率的にアプローチできるでしょう。
ちなみに、インフルエンサーの分析はソーシャルリスニングを用いて行えます。
オンライン販売と相性が良い
インフルエンサーマーケティングは、オンライン販売と非常に相性が良いです。インフルエンサーが紹介した商品・サービスの投稿画面には、商品購入ボタンや商品販売サイトへのリンクを貼り付けられます。
こういった直線的な導線をつくることで、興味を持ったユーザーの購買行動につながります。
また、オンライン上でユーザーの行動をデータとして集められるため、今後のマーケティング施策を考えるヒントにもなるでしょう。
インフルエンサーマーケティング活用のデメリット
魅力的なインフルエンサーマーケティングですが、メリットだけでなくデメリットもあるので注意が必要です。
ステルスマーケティングと捉えられることがある
インフルエンサーマーケティングは、場合によってステルスマーケティングと捉えられることもあります。そのように誤解されると、企業もインフルエンサーも信頼を失うでしょう。
また、景品表示法に触れる可能性もあるので、十分な注意が必要なのです。インフルエンサーマーケティングは、必ずPRということを明記する必要があります。
炎上する可能性がある
インフルエンサーマーケティングのデメリットは、コンテンツやインフルエンサーが炎上する可能性があるという点です。インフルエンサーや企業が配慮していても、想定外のトラブルが起こることもあるのです。
また、マーケティング施策に問題がなくても、起用したインフルエンサーが別問題で炎上することもあります。
そのため、インフルエンサーを起用する際は、注意を払う必要があるのです。
具体的な進め方
最後に、インフルエンサーマーケティングの具体的な進め方を見ていきましょう。
①目的の明確化
まずは、インフルエンサーを起用してどのような効果を期待するのか目的を明確化します。認知度向上が目的なのか、購入数増加が目的なのか、目的をはっきりさせましょう。
②ターゲット・ペルソナを明確にする
インフルエンサーマーケティングでは、ターゲットになる層を決め、ペルソナを明確にすることも重要です。どんなユーザーに対して情報発信するのかを考慮し、施策の精度を高めていきましょう。
ペルソナを明確にするときは、ターゲットとなるユーザーの層を具体的に設定します。性別や年齢、職業などの属性にプラスして、生活の中で感じているお悩みやニーズなども想定すると良いでしょう。
③インフルエンサーの選定
そして、目的達成のために商品・サービスと相性が良いインフルエンサーを選定します。インフルエンサーの中にも、フォロワー数に合わせて影響力に差が出るので注意が必要です。
商品・サービスの話題を一気に高めるなら、フォロワー数が多いインフルエンサーを起用することが大切です。
④インフルエンサーへの依頼
インフルエンサーを起用するには、直接インフルエンサーに依頼する方法と、代理店を通じてインフルエンサーに依頼する方法があります。
直接依頼すると、信頼関係が築きやすく、契約内容の齟齬が起きにくいといった特徴があります。
また、代理店を通して依頼すると、インフルエンサーマーケティングに強い代理店が交渉を行ってくれます。ですが、仲介手数料がかかるので注意が必要です。
まとめ
インフルエンサーマーケティングは、SNSでの集客に注力したい企業にとって優秀な手法です。今後、インフルエンサーマーケティングは、もっと市場規模が拡大していくと思われますので、この機会にチャレンジしてみても良いでしょう。
また、インフルエンサーマーケティングと共に自社アカウントのブランディングを忘れないようにすることが大切です。
SNSももちろん魅力的ですが、いろいろな広告の中からベストなものを選ぶことをおすすめします。