
PR会社が薦める!プレスリリースの鉄板ネタ10選!
プレスリリースとは、新商品の発売や企業情報をメディアを通して発表すること、または発表する文書や告知、情報の提供のことを指します。
昨今では、第三者の報道によって読者・視聴者への認知と公平な社会的信頼性を得られるため、広報PR活動では欠かせない手段になっています。
しかし、いざ書いてみようとしても、プレスリリースのネタに悩む広報担当者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、PR会社だからこそ教えられる、鉄板ネタ10選をご紹介します。
「新商品の発売は頻繁にできない」「メディアへの露出もしていきたい」と悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
目次[非表示]
- 1.メディアが大切にする2つのポイント
- 1.1.ニュース性
- 1.1.1.■新規性
- 1.1.2.■希少性
- 1.1.3.■社会性(時事性)
- 1.1.4.■トレンド性(話題性)
- 1.1.5.■記念日・季節性
- 1.2.ストーリー性
- 1.2.1.■「ストーリー性」が重要な3つの理由
- 1.2.1.1.1:当事者だからこそ語ることが出来る情報があるため
- 1.2.1.2.2:差別化に繋がるため
- 1.2.1.3.3:ファンを生むため
- 2.プレスリリースネタの探し方
- 2.1.プレスリリースのネタを探すときの3つのポイント
- 2.1.1.1:情報発信の目的を決める
- 2.1.2.2:「ニュース性」を「第三者視点」で見極める
- 2.1.3.3:最新情報のチェックを習慣づける
- 3.プレスリリースの鉄板ネタ10選
- 4.まとめ
- 4.1.プレスリリースを検討中の方へ
メディアが大切にする2つのポイント
まず、「ネタがなくてプレスリリースを書けない」と思っているのは、「ネタ」の認識を誤っているのかもしれません。
しかし、必ずしもネタ=新商品の発表、イベント告知など、大きな出来事にしないといけないという訳ではありません。
実は、重要なのはそのプレスリリースに「ニュース性」があるかどうかなのです。
さらにメディアに取り上げられるためには、「ストーリー性」がカギになります。
では「ニュース性」「ストーリー性」とは何なのか、詳しく見ていきましょう。
ニュース性
「ニュース性」とは、その情報に報道する価値があるか、つまり世の中にとって必要な情報かどうかを指します。
一般的にニュース性があると言われる5つの要素を紹介します。
■新規性
「新規性」とは、従来は存在しなかった画期的で重大な商品・サービス・情報のことを指します。
■希少性
「希少性」とは、他では見られない唯一の特徴をもつ、いわばプレミア感を指します。
■社会性(時事性)
「社会性(時事性)」とは、社会問題に関連する情報を指します。
■トレンド性(話題性)
「トレンド性(話題性)」とは、SNSを中心にホットな話題となっている情報を指します。
■記念日・季節性
「記念日性・季節性」とは、年中行事を筆頭に時期ごとの行事や話題など、毎年訪れる情報を指します。
ストーリー性
ここまでプレスリリースのネタの要になる、「ニュース性」について詳しく紹介しました。しかし、世のプレスリリースに「ニュース性」があるのは至極当然のことです。
多く存在するプレスリリースのなかでさらに価値を高め、メディアに取り上げられるには「ストーリー性」がキーポイントになります。
「ストーリー性」とは、そのプレスリリースに関するヒト・モノ・情報にどういった背景があったのかを示すものです。
つまり、プレスリリースされる情報の物語なわけですが、ではなぜ「ストーリー性」が重要なのでしょうか。
■「ストーリー性」が重要な3つの理由
1:当事者だからこそ語ることが出来る情報があるため
実際の出来事から担当者の想いや思考が綴られていることで、本来なら読者・視聴者は知りえない背景が加わり、独自の価値ある情報に生まれ変わります。
2:差別化に繋がるため
世に溢れるプレスリリースの中で、近い背景や似た出来事があったとしても、その時々の感情や想いは唯一無二のものです。
その感情や想いをストーリーとしてプレスリリースに書き起こすことで、自社独自の付加価値を生み出すことができ、差別化に繋がります。
3:ファンを生むため
開発秘話や苦労話、担当者の企画にかける熱意などを聞くと、不思議とこれまでの味気ない1つの情報が、とっておきの物語に感じられ愛着が湧いてきます。
また、作り手や当時の背景が鮮明に想像させることで、認知度・好感度があがり、結果ファンを生む要因になります。
プレスリリースネタの探し方
ここまで、メディアに取り上げられるポイントとして「ニュース性」×「ストーリー性」について詳しく解説してきました。
ポイントを抑えたところで、実際にプレスリリースを書くネタ探しには、どんな準備が必要になるでしょうか。以下に、広報担当者必見のポイントと注意点をまとめました。
プレスリリースのネタを探すときの3つのポイント
番組宛てには、郵便やファックス、ホームページ、メールなどからの情報提供、知り合いからの連絡などから、様々な情報が流れてきます。
これらの情報をキャッチし、番組でどのネタをピックアップするか企画されていきます。
1:情報発信の目的を決める
プレスリリースは、あくまでも認知度・信頼性の向上や、マーケティング活動を目的とした広報活動の1つとした手法であり、メディアに露出すること自体が目的ではありません。
ネタ探しに必死になるあまり、情報発信の目的を見失ってしまうことも少なくありません。
そのため、あらかじめ目的を決めることで、より方向性のはっきりしたプレスリリースの作成に繋がります。
2:「ニュース性」を「第三者視点」で見極める
冒頭にも記載したように、プレスリリースの目的は、情報が「第三者視点」で報道され、社会的信頼性を獲得することにあります。
しかし、業界の知識や社内ニュースは主観的になりがちであり、客観的に「ニュース性」があると判断することが難しくなります。
そこで、社会的に「ニュース性」があるといえるのか、周囲を巻き込んで「第三者視点」で見極めることが大切です。
3:最新情報のチェックを習慣づける
情報は、メディア・競合他社・取引先・社内など、日常に溶け込み存在しています。
現在、社会では何が流行していて注目されているのか、どんな風潮があるのか、社内で変化はないか、など広報担当者は、日頃から何気なく転がっている情報に目を向け、アップデートし続けると良いでしょう。
プレスリリースの鉄板ネタ10選
最後に、それでもどんなテーマでプレスリリースを作成したら良いか思いつかないときのために、PR会社がおすすめする「プレスリリース鉄板ネタ10選」をご紹介します。
これらのネタを、さらに掘り下げてオリジナルのテーマにしても面白いかもしれません。
・人事の発表
・業務提携の発表
・季節性のある情報
・独自調査やアンケート
・イベントの告知・報告
・経営計画や業績の発表
・新商品・サービスの発表
・キャンペーン・新広告の発表
・社会貢献や地域活動の参加報告
・売れ行きが好調な商品・サービスのお知らせ
まとめ
今回はプレスリリースネタの探し方から鉄板ネタまでご紹介しました。
プレスリリースにおいて、メディアが重要視している要素はニュース性とストーリー性です。
ネタ探しに困った場合は、下記の3点を意識してテーマを考えてみましょう。
・情報発信の目的を決める
・「ニュース性」を「第三者視点」で見極める
・最新情報のチェックを習慣づける
ネタがないと思っていても、実は何気なく見たSNSや社内での会話、お客様の傾向、日常業務などにもヒント
は眠っているものです。今回ご紹介したメディアに取り上げられるネタ探しのポイントに加えて、10個の鉄板ネタなどもぜひ参考にしてみてください。
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